otona confiture

2022/05/23 15:26


初夏の果実、びわ。

長崎市の茂木地区は、全国でも有名なびわの産地です。

海からすぐに山になり、平地がほとんどない茂木地区。

去年の大雨で崩れた道路の傷跡も生々しいままでした。


山肌には、袋が掛かったままのびわの木がまだたくさん見受けられましたが、収穫はあと3日から5日で終わるとのこと。


今年は、雨が降らないので助かっているようです。


何しろ山地なので、重い籠を下げての作業自体が大変そう…。


昔は、びわの収入だけで1年間生活出来たけど、若い人は手が汚れるから食べないし、値段は下がるしで、甘夏やみかんを作ったり、兼業でないとやれませんとのこと。


収穫時期が2週間足らずしかないびわ。


生産者さんは、本当に大変だなぁと思います。


さて、今回仕入れたのは、「夏たより」「すずかぜ」と言きめ大きな品種が主。


味もよく、加工もしやすくとても助かります。


表の皮むき、種取り、そしていちばん手間がかかるのが内側の薄皮取り。

(種は、よく干して焼酎漬けにします。)


これまでのシンプルなジャムに加えて、去年は薬膳シリーズで、カルダモンやクローブを加えたものも作りました。


今年は、びわバターを試しに作ってみようかなと思っています。


おっと、その前に皮むきが


びわ、うめ、桑、甘夏と大忙しの初夏です😊